風紀委員長の休日に密着!
- 1993 08/29 (Sun)
『風紀委員長の休日に密着大・作・戦〜!!』
葉留佳は作戦名と共に、大きな紙を理樹に見せつける。
ここは放課後の教室。
大事な用があると、理樹は葉留佳に呼び出されたのだ。
『ほら、理樹君!拍手、拍手!』
鳩が豆鉄砲でも食らったような顔をしている理樹に、葉留佳は追い打ちをかけるように拍手を催促する。
『えぇぇぇぇぇえ!』
拍手の代わりに驚きの声をあげる。
『ちょ、理樹君!作戦を実行する前にお姉ちゃんに見つかったらどうすんの!?静かにしてよー!』
慌てて葉留佳は理樹の口を塞ぐ。
『ふぇをほはひへよ!』
口を塞がれたせいで声にならない声をあげる。 それに気付いた葉留佳は手を急いでどける。
『にゃははは。大きな声を出すからつい…』
頭を書きながら、特に悪びれた感じもなく言う。
『そりゃ、大きな声も出すよ!なんでそんなことするのさ!』
自由になった口で反論する。
『それはですね…。なんとなくですヨ。』
『え…なんとなく?』
予想外の答えに驚く。
『そう。なんとなくですヨ?』
だが、葉留佳はあくまでもそれが普通のような顔をしている。
『…つまり、大事な用というのは理由がなんとなくの作戦だと?』
呆れたと言わんばかりに言う。
『え〜、理樹君ひどいなぁ…はるちん泣いちゃうよ?』
瞳を潤ませ、泣きまねをする。
『…ということで、作戦の実行は明日!!』
『あ、明日!?』
たしかに明日は祝日で学校は休みだ。
『この私、はるちんの調べによりますと、明日のお姉ちゃんの予定はショッピング。絶好の機会なのです。』
葉留佳はありもしない眼鏡をくいっと直す真似をする。
『それ…僕も一緒にするの?』
一番重要なことをおそるおそる尋ねる。
『そりゃそうだよ!じゃなきゃ理樹君呼んだりしないでしょ?』
わかってはいても聞いてしまうのが人間の性なのだろうか…。
『僕が行くの前提なんだね…』
もはやどうにでもなれといった感じである。
『もちろん!明日の12時に校門に集合!!』
理樹と対照的に葉留佳は元気な声だ。
『うん、わかったよ…』
最後にハァと特大のため息をもって、作戦会議は幕を閉じた。
葉留佳は作戦名と共に、大きな紙を理樹に見せつける。
ここは放課後の教室。
大事な用があると、理樹は葉留佳に呼び出されたのだ。
『ほら、理樹君!拍手、拍手!』
鳩が豆鉄砲でも食らったような顔をしている理樹に、葉留佳は追い打ちをかけるように拍手を催促する。
『えぇぇぇぇぇえ!』
拍手の代わりに驚きの声をあげる。
『ちょ、理樹君!作戦を実行する前にお姉ちゃんに見つかったらどうすんの!?静かにしてよー!』
慌てて葉留佳は理樹の口を塞ぐ。
『ふぇをほはひへよ!』
口を塞がれたせいで声にならない声をあげる。 それに気付いた葉留佳は手を急いでどける。
『にゃははは。大きな声を出すからつい…』
頭を書きながら、特に悪びれた感じもなく言う。
『そりゃ、大きな声も出すよ!なんでそんなことするのさ!』
自由になった口で反論する。
『それはですね…。なんとなくですヨ。』
『え…なんとなく?』
予想外の答えに驚く。
『そう。なんとなくですヨ?』
だが、葉留佳はあくまでもそれが普通のような顔をしている。
『…つまり、大事な用というのは理由がなんとなくの作戦だと?』
呆れたと言わんばかりに言う。
『え〜、理樹君ひどいなぁ…はるちん泣いちゃうよ?』
瞳を潤ませ、泣きまねをする。
『…ということで、作戦の実行は明日!!』
『あ、明日!?』
たしかに明日は祝日で学校は休みだ。
『この私、はるちんの調べによりますと、明日のお姉ちゃんの予定はショッピング。絶好の機会なのです。』
葉留佳はありもしない眼鏡をくいっと直す真似をする。
『それ…僕も一緒にするの?』
一番重要なことをおそるおそる尋ねる。
『そりゃそうだよ!じゃなきゃ理樹君呼んだりしないでしょ?』
わかってはいても聞いてしまうのが人間の性なのだろうか…。
『僕が行くの前提なんだね…』
もはやどうにでもなれといった感じである。
『もちろん!明日の12時に校門に集合!!』
理樹と対照的に葉留佳は元気な声だ。
『うん、わかったよ…』
最後にハァと特大のため息をもって、作戦会議は幕を閉じた。
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